火地風水とは
仏教では、物質的存在を構成する4つの元素として説かれている。
火は、熱さ。地は、堅さ。風は動き。水は湿り気。
占星術では、4つのエレメント(4区分)として表している。
この4つのエレメントは、行動や考え方、価値観が分かるとされている。
エレメントは自分の性質を知るためには、とても重要なもの。
太陽と月のシリーズでも、火のエレメントは赤文字、地のエレメントは緑文字、
風のエレメントは黒文字(ライン黄色)、水のエレメントは青文字で示している。
12星座は4つのエレメントに分類される。
- 火・・・牡羊座、獅子座、射手座
- 地・・・牡牛座、乙女座、山羊座
- 風・・・双子座、天秤座、水瓶座
- 水・・・蟹座、蠍座、魚座
火のエレメント
火・・・牡羊座、獅子座、射手座 のグループ
精神性・創造性・情熱・向上心がキーワード
火のエレメントは、イメージからも燃える・熱い・やる気などがある。
火は熱くて、乾いている。
自分のやりたいことを中心にしていくと、エネルギーは回る。
失敗しても、自分の挑戦したことには価値があり、それが自信になる。
火は自分中心、中心から熱いエネルギーを出すため、自分の気持ちに従うことが大事。
人や周りの事は、気にしない、そんな性質が火のエレメント。
★注意
自分の信念を通したい・自分の意見を大事にするため、人との関係性にも
目を向ける必要がある。
必要な時には、自分の火のエネルギーを大きな炎のように使い、
人との調整が必要な時は、火の火力を緩めるイメージをもつのが良い。
地のエレメント
地・・・牡牛座・乙女座・山羊座のグループ
感覚・実利的・現実的がキーワード
地のエレメントは、イメージから大地のどっしりとした安定感がある。
地は冷たく、乾いている。
そこにとどまり、役割を果たす、堅実で頑固な要素をもつ。
目標に向けてコツコツと進むことで、エネルギーは回る。
他のエレメントからのイメージを、実際の形に作り変えることを得意とする。
現実に必要なこと、価値に注目して物事を考える力がある。
時間をかけて、成し遂げていく、そんな性質が地のエレメント。
★注意
安定を大事にする傾向が強く、慎重になりすぎないこと。
計画を立て、継続力をもって仕事が出来る分、頑固で融通が利かない面も
あることを理解し、チャレンジをしよう。
風のエレメント
風・・・双子座・天秤座・水瓶座のグループ
思考・論理的・客観性がキーワード
風のエレメントは、風のようにそこにとどまらない、自由に流れる。
風は熱くて、湿っている。
情報を集めたり、新しい知識を取り入れることが好き。
人との関係も、こだわりすぎず交流ができる。
一つの事にとらわれない方が、エネルギーは回る。
過度に常識にとらわれず、他人の意見も取り入れることができる。
視野が広く、情報を分析し、伝え広げることに力がある。
★注意
風の流れるイメージからも、飽きやすい傾向がある。
他人の感情も、自分の感情もつかみにくい一面もあるため、
心の動きにもしっかりと意識を向けることが大事。
水のエレメント
水・・・蟹座・蠍座・魚座のグループ
情愛・共有・共感がキーワード
水のように、人の気持ちも受け入れ、自分の感情と混ざっていく。
水は冷たく、湿っている。
受け止め、共感する力が強い。
感情面での働きが強く、記憶も気持ちのイメージと結びつきやすい。
共感性を活かして、他者と関わる意識をもつとエネルギーは回る。
自分の考えを、誰かに共有し、認め合い、つながりを大事にすると良い。
★注意
人の事を優先にしがちだと、自分の事が分からなくなる。
思った以上に、相手の領域に踏み込みすぎて疲れてしまう。
自分も相手も依存になっていないか、距離感を自分で見つけていく
ことが大事。
まとめ
4つのエレメントは、この世界で大事なエネルギー。
どの要素が強いか弱いかによっても、自分の個性が変わり、
強みや弱みも違ってくる。
自分の中にある、エネルギーを感じてみるのも大事。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♡